べノム軌道上  Lv3
ついにここまで…逝く何人もの犠牲を払ってたどり着いただろうか…
ペパーさんなんかキミの宿命かもしれんとかと、おっしゃっているが、いよいよ
敵軍の猛攻撃が始まろうとしている。

とは言っても、実はココ、そんなに辛いコースではない。
難易度で言ったら、セクターXはおろか、アステロイドよりも簡単かもしれない。
一応、ホーミングミサイルを始めとする凶悪な兵器が多いが、
出てくる敵のほとんどがブラスター1発で落ちる上に連射していれば大抵の敵機は
攻撃前に皆消えてくれるからだ。
なので、撃ち漏らしにだけ注意すればそんなに怖くはない。

さて、まず登場する新型兵器ビームホッパーの紹介からだ。
こいつは、べノムから打ち上げられた弾頭が、軌道上にて一定時間に破裂を起こして、
オーバルビーム5つを飛ばす一種の炸裂弾みたいな物体だ。
…なのだが、破裂前に撃ってしまえばオーバルビームは放出しないし、
命中精度もあまり良くないので、寧ろ従来どおりホーミングミサイルに
気をつけたほうがいい。
ホーミングミサイルは輪をかけて猛攻をかけており、どんどん飛ばしてくる。
撃ち漏らす場合が出てくるので、そのときは機体を縦にして左右に逃げよう。
中盤、キャッツロックが輪のように登場するが、ここの真ん中をくぐると、
なんと一気にスマートボム、パワーシールド、ツインブラスターが手に入る。
オマケに、すぐ近くにはサプライサークルも。非常に美味しいボーナスものなので、
ぜひとも入手しておきたい。
後半からは、打ち上げミサイル系のほかに、サイレントスナイパーやパイロン、
ハードシールド
と言った今まで出てきた厄介な宇宙兵器が軒並みやってくる。
ホーミングミサイルの連発の最中に出てくることも多いので、
隙を見て速攻で破壊したいところである。
これらの猛攻を超えれば、いよいよボスがやってくる。

BOSS:グレートコマンダー

肩書き:合体型戦艦
サイズ:H73×W97×D250
武器:レーザー、プラズマボール、ミニスマッシャー
武装:開閉式レーザー砲台×6、プラズマボール砲×2
弱点:レーザー砲口×6

いきなりIn Coming Enemyのセリフ&不気味な音楽と共に、なにやら3機の機体が
こちらに牽制程度の攻撃を仕掛けてきます。
それらの攻撃と共に、3機がガチャンガチャンと組みあがると…なんと1機の戦艦に
変貌しているではないか!
そう、これら3機で1機のべノム守備最強の機体、合体型戦艦グレートコマンダーである。
この機体、シールドが全ボス中最低であり、なおかつ武装も比較的簡単でありながら、
苦戦を強いられる事間違いなしの強敵なのだ。
まず凄いのが、その防御能力。ほとんどの部分が通用せず、わずかに通じるのが
レーザー砲台、しかも開いているときのみと言う頑丈さである。
それだけならまだしも、最大の要因が、この戦闘がすれ違いによる空間戦闘であるということだ。
一瞬のすれ違いの間に、非常に小さい砲台を、しかも甲板に水平に乗っているため、
破壊はおろか、ブラスターを当てる事さえ非常に難しい
さらに、すれ違った後は旋回してすぐさま相手と正面きって戦うのだが、こいつは
見かけの割に旋回能力が高いのか、アーウィンをバックからレーザーで狙撃してくるのだ。
それだけにとどまらず、砲台が残り3門になると、機関部の異常からか、煙を出し、
それに伴って、プラズマボールを2連射してくるようになってくる。
このプラズマボールの連射が非常に厄介で、誘導性が高く、砲台への狙撃を妨害してくる。
ココまで来ると、ブラスターでの狙撃はまず無理になってくるので、
プラズマボールを発射してくるようになったら、スマートボムで爆撃をしよう。
ここで注意する点は、スマートボム発射時に砲門が閉じられないようにする事。
砲門が閉じされてしまうとダメージが与えられないので、ボムを1個無駄にしてしまう。
特に最後の1門は非常に難しいので、タイミングよく狙っていこう。下手すると、
砲門が開くまで数周すれ違う事にもなるので忍耐強く戦っていこう。
また、そのときのためにスマートボムは4つは保持しておこう。
無事全ての砲台を破壊すれば、甲板が火の海になったグレートコマンダーは、
べノムへと墜落していく。


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