第17部 パソコンパニック 第11章 総帥閣下
7&8号クン
「兄ちゃぁーーーーーーん!!!(泣」


シューーーーー・・・
ガシャッ・・・
グシャッ・・・
ドシャッ・・・

爆風が収まった後、超(略)スーパーワリオクンロボの物と思われる残骸が、そこらに散らばった・・・


7号クン
「ああ・・・そんな・・・」
パープル(無傷)
「ふっふっふっふっふ・・・。貴方の兄弟の死は無駄に終わっちゃったようですねぇ・・・」

グシャッ! パープルウイルスは残骸を踏みつけながら、7号&8号クンに歩み寄ってきた・・・

8号クン
「く・・・来るなぁ!」

パープル
「フフフ・・・・今度はお前たちの番だ・・・・。」

パープルの手には、電気のこぎりがが光っている・・・。

8号クン
「一か八かだ…『ローリングストライク』!」
パープル
「そんなこうげき…グァァァ!…そうだ俺達電脳ウィルスは魔法以外のこうげきで倒せるんだった・・・窮鼠猫をかむか・・・」

消滅…

7号クン
「ひょっとして最初からたんに相手に強力な衝撃を与えれば倒せたんじゃ…」
パープル
「やれやれ。念の為、コピーを作っておいて助かった・・・
だが、『うっかり自分の弱点を忘れてやられてしまう』なんて致命的なバグがあるなんて、
まだまだ『コピー能力』は未完成だな・・・」
8号クン
「え!?あ・・・」
パープル
「と言うわけでコピー=自分というふうになるので…
さらばだまた会おう…ハハハハハハ…」

逃走…

7号クン
「・・・!?ちょ、ちょっと!「馬鹿めそいつは偽者だ」なんて反則だよーっ!」
パープル
「反則などではないわ!れっきとした作せ・・・(ガッ)え?…のあーーーー!!!」
8号クン
「行っちゃった・・・」

パープルは電脳の端に落ちてしまい自滅した(あっけない)

7号クン
「・・・あいつ、落ちたみたいだけどやられたのか?」
8号クン
「さあ・・・でも二回も「消滅」とか「自滅した」とか書かれたら普通は消滅してるだろ」
0号クン
「そうそう、さすがにこれでも復活してきたらしつこすぎる」
8号クン
「うんうん、その通り・・・って、何でいるんだ!?自爆したはずじゃあ・・・」
0号クン
「自己修復機能付きだからな」
7号クン
「なんだかなぁ・・・」
1号クン
「・・・だが、何か忘れてないか?」
バグ達
「ウガァァァァァァ!!!」

「ギャー!忘れてたー!」



一方、現実世界では・・・



トンA
「総統閣下!各マスコミ、および市民の集合を完了しました!」
カカリチョー
「うむ。今日の演説こそ、わがカカリチョー労働党の幕開けだからな。気を引き締めて行くぞー!」
トンB
「それより閣下。ネクタイ、ずれてますよ・・・」
カカリチョー
「え・・・?ずれてる!?」
トンA
「はい。しっかり。」
カカリチョー
「それを早く言わんか!(ずれているネクタイを直す」
トンB
「ずれていたのは直りましたけど、少し緩みましたよ」
カカリチョー
「そ、そうか?」
トンB
「ええ、ここはもっとギューっと(ギュー)」
カカリチョー
「グエエエエェェェェーー!!!」
トンB
「あっ、すんまへん、やりすぎましたわ」
カカリチョー
「ゲホッゲホッ・・・。阿呆かー!」
トンA
「閣下。そろそろ演説の時間ですよ。」
カカリチョー
「そうか?ならば、そろそろ準備だ。」


〜只今準備中〜


カカリチョー
「準備完了だな」
トンA
「それでは、壇上へどうぞ」
カカリチョー
「うむ」

カタッ、カタッ、カタッ・・・。
カカリチョーが壇上に上がると・・・

マスコミ・市民
「ワーワーワー!ギャーギャーギャー!」
カカリチョー
「うむ、なかなかの観客の入り用だな・・・なんか殺気を帯びているのは気のせいか・・・」
マスコミ
「最近流行しているコンピューターウィルスは、カカリチョー候補が流したと言う噂は本当なのですか!?」
カカリチョー
「え、ええ!?(なんでそこまでバレているんだ!?)」
市民
「おいらの精魂込めて作ったプログラムを青ウィルスにフリーズさせられたんだよ!どうしてくれるんだ!」
マスコミ
「カカリチョー候補!何とか言ってくださいよ。コメントを一言!!」
カカリチョー
「わたしが・・・やったという・・・証拠は?あるんですか?・・・・・・・ん?アギャァァ!」(火の玉を食らう)
なんと火の玉の正体は残ったコクッパ達の物だった
モートン
「てめぇ…パソコンのウィルスをばらまいたぐらいなら許せるんだけどよお…
フロッピーディスクに父ちゃん(達)を入れたそうだな…
覚悟はいいか!?行くぞ」


残ったコクッパ達といっしょにカカリチョー達を攻撃した











3秒後カカリチョー達は見るも無惨に全滅した


カカリチョー
「う・・・うぐう・・・」
コクッパ達
「さあ、とどm(ドスン!)あべし!」
モートン
「いてーだろこの野郎!」

切れたコクッパ達はカカリチョー達をそとへぶっ飛ばした

レミー
「一昨日きやがれ!」
カカリチョー
「じゃかあしいわボゲ!」

ドギャボゴーン!カカリチョーはコクッパをぶっ飛ばした

市民
「ウィルスの事について話せー!話せー!」
カカリチョー
「あー・・・、いやー・・・、それは・・・」
レミー
「何するんだこのヤロー!」

ドゴゴーン!コクッパはカカリチョー達をぶっ飛ばした

カカリチョー
「ひどいザンスー!!(誰」

キラーン

トンA・B
「さらばでやんす〜!(だから誰」
キラーン
モートン
「正義は勝つ!・・・ん?なんで俺達は怖い人達に囲まれているんだ?」
マスコミ
「折角の報道のタネがぁぁぁ!(怒」
市民
「折角の暇つぶしがぁぁぁ!(怒」
ラリー
「・・・あー、ちょっと皆さん、落ち着いて・・・」


ボガゴスバg(略


さて、イギー達に視点を戻しましょう


イギー
「うーん、どうすればいいんだ・・・」
オヤ・マー 「ううむ・・・。作った本人がいれば分かるのだが・・・」
カカリチョー
「あ〜れ〜」(ドゴーン!!)
オヤ・マー 「な、何じゃ!?いったい何が起こったんじゃ!?」 ロイ
「な、何か飛んで来たみたいだぞ!」
カカリチョー
「あ〜、いだだd(ガチーン!ゴチーン!)ひでぶっ!」
トンA・B(遅れて飛んできた)
「くるくるぱ〜」
ウィンディ
「・・・あれ?この黄色の鎧・・・。デカい斧・・・。何処かで見覚えが・・・」
イギー
「カカリチョー!?」
カカリチョー
「いでででででで・・・。・・・ん?な、何だ、貴様達はー!!!も、もしや、待ち伏せしていたのか!?」
一同
「いや、してないしてない」
カカリチョー
「騙されるものか!失せろ亀!」
オヤ・マー 「じゃあワシは残れるのか」
カカリチョー
「お前も失せろ!」
コクッパ一同
「どっちにしろ失せねぇよ!」
カカリチョー
「誰も失せる気が無いんだな!ならば私が失せる!さらば!(逃走」
コクッパ一同
「逃がすか!」

パーン!パーン!パーン!(プチブレス×3)

トンA
「え・・・?あっじゃぁー!」まずはトンAにヒット
トンB
「こっちも・・・?ギャァァァ!」続いてトンBにヒット
カカリチョー
「私もかぁぁぁ!ウワァッチャー!」そしてカカリチョーにヒット
ロイ
「今だー!捕まえろー!」


ドカ!バカ!ボコ!スカ!ドグチャ!あべし!ひでぶ!たわば!はにゃ!いってれぼ!

そして、大乱闘の末・・・


カカリチョー(縄で縛られる)
「くそ〜・・・。捕まってしまったか・・・。」
ロイ
「召捕ったり〜!」
イギー
「これで、悪さはできないな。」
カカリチョー
「それはどうかな・・・?」
ウィンディ
「どういうこと・・・!?」
カカリチョー
「もうすでに、キノコワールドのマザーコンピューターにウィルスを大量に仕込んだのだ。世界電脳化計画はもう始まりつつあるのだよ・・・!」
ロイ
「な、何だって!」
オヤ・マー
「とんでもないことを・・・」
カカリチョー
「フン!文句ならカジオーのバカに言うんだな! アイツがオレをリストラしなけりゃー・・・」
イギー
「そのセリフ・・・街に出て言ったらどうなると思う?」
カカリチョー
「え?」
ロイ
「まあ、リンチじゃすまないだろうな」
ウェンディ
「魔女狩りみたいな拷問にあうんじゃない?」
ロイ
「こいつの始末どうしよっかな…ん?(電話が鳴っている)おおレミーか…なになに切れたマスコミ達が襲いかかってきたけれど全滅させたのか…そうだ!マスコミを利用しよう!」
ラリー(電話から)
「ん?どうしたんだ?…今マスコミをクッパ城へ集めたんだけど…」

オヤ・マー
「さて、カカリチョー君。オシオキの前に、このFDの解凍法を話してもらおうか」
カカリチョー
「解凍法?いいだろう、教えてやる。画面に出た手順の通りにパスワードを入力すればいいんだ。」
ロイ
「そのパスワードを聞いてんだよ!」
カカリチョー
「パスワードか・・・。まぁいい。教えてやろう。ただし、1文字だけ」
イギー
全部教えろよ!
カカリチョー
「俺は一文字しか知らないんだよ!」
ウェンディ
「じゃあ他の文字は誰が知ってるのよ!」
カカリチョー
「トンAが86文字、トンBが77文字だ!」
トンA
「(実は11文字しか覚えてないなんて言えないよなあ・・・)」
ロイ
「何だ?まさか11文字しか覚えてないとか言わないだろうな」
トンB
「ギクッ!」
トンA
「(アイツも11文字しか覚えてなかったのか・・)」
イギー
「まさか、本当に覚えてないとか?」
トンB
「い、嫌だなあ、覚えているに決まってるでしょ」
ロイ
「じゃあ早く言ってくれ」
トンB
「え、えーと・・・」
オヤ・マー
「どうした?」
トンB
「メ、『メガ・・・」
イギー
「『メガ』っと・・・」
トンB
「メガ・・・
『メガサメタトキハマズハカオヲアラッテカラ
ハヲミガイテトイレニイッテカラチョウショクノ
メダマヤキヲオイシクタベテ
イソイデフクヲキテイ
ソイデカイシャニイコウゼ』

だ!(うわ〜、適当にいっちゃったよ〜」
イギー
「読み難いんじゃー!」
オヤ・マー
「で、次は何じゃ?」
トンA
「うぇ!?え、ええっとぉ・・・」
イギー
「早く言えー!」
トンA
「うう・・・。カ、
『カイシャニイッタラマズハ
ジョウシニアイサツシテ
マトモニハタラクンダ
ワタシカカリチョーハソウヤッテ
イママデヤッテキタダガ
カジオーノガワタシヲリストラシタカラワタシハシゴトガナ』

だったよ(多分)」
イギー
「やっぱり読み難いわー!」
トンA
「人がせっかく思い出してやったのに、文句言うんじゃねぇよ!」
ロイ
「それじゃ、後はユーザーIDだ!」
トンA
「ユーザーID?えーっと・・・。閣下ー!例のファイルのユーザーIDは何でしたっけ?」
カカリチョー
「ユーザーID?え、えーっと・・・う〜ん・・・。さ、流石にユーザーIDを教える訳にはいかん!わ、忘れた訳では無いからな!決してな!(汗)」
イギー
「本当〜?」
ロイ
「本当は忘れてんじゃねえの〜?」
カカリチョー
「そそそそそんなことは…な、ない…ええっと…そ、そうだ、『kakaricyo-kakka』だったかな…(大汗」
オヤ・マー
「まあ、かなり心配じゃが、他に情報がないからのぉ。とりあえず、打ち込んだが、何か他に必要なことはないか?」
ロイ
「待った!こいつが覚えているパスワードの最初の一文字を聞いていなかったぜ!」
イギー
「まさか、そんなことまで忘れたとは言わさんぞ」
カカリチョー
「バ、バカにするな!いくら私でも、元はカジオー軍団の係長!それぐらいは・・・・・・・・・・・・ええっと・・・・・・・・・・・・・・・・・・れ・・・・・・・・・・・・・・・・だったか〜な〜(滝汗」
イギー
「本当かよ・・・」
カカリチョー
「ほ、本当だとも!この私が嘘をつくわけ無かろう!フハハハハハハ!(超汗」
オヤ・マー
「・・・打ち終わったぞ。さて、マリオ君達が消えてしまうかどうか、それ、ポチッとな」

キュイィィィィーーーン ガ、ガガ、ガガガ・・・・



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