第17部 パソコンパニック 第八章 救出大作戦!



一方、現実では・・・

カカリチョー
「・・・圧縮終了。」




カカリチョーはそう言うとフロッピーディスクをパソコンに挿した。




ルドウィッグ
「おい…さっきこっちに何となくきたんだけどよ・・・さっきからやたらとわけのわからない叫びをして…それも父ちゃんと関係があるみたいだが・・・おまえ…なにやってた!?」
カカリチョー
「いや…その・・・(戦って俺がこいつに勝てるはずがない)何の関係もないぞ・・・クッパたちをあのフロッピーディスクにとじこめたなんてこと全然してないぞ・・・」
ルドウィッグ
「そうなの?ごめんごめん」


ルドウィッグは帰って行った。


カカリチョー
「ふう、びっくりした・・・さて、次の行動に移るか」
ルドウィッグ
って、ごまかされるかー!父ちゃんをフロッピーディスクに閉じ込めたってどうゆうことだ!」
カカリチョー
「ちっ、ばれちゃしょうがねぇ。確かに、連中を閉じ込めたのはこの俺だ」
ルドウィッグ
「何だってぇ!?テメェ!一体何の目的で閉じ込めたんだ!」
カカリチョー
「耳かっぽじってよく聞けよ。それはかくかくしかじかかくかくしかじか・・・って事だよ。わかったか?」
ルドウィッグ
「逆恨みの為だけにそんな事を・・・。フロッピーを返しやがれ!」


ルドウィッグはカカリチョーに飛び掛ろうとしたのだが・・・

カカリチョー
「まあまあそう熱くなるな、お坊ちゃま方。下手な真似しやがったら、こんな事になるぞ」

カカリチョーは懐からU字型の磁石を取り出し、フロッピーに近づけようとした・・・


ルドウィッグ
「や、やめろー!そんな事をしたら、父ちゃんが・・・!」
カカリチョー
「ん?やめて欲しいか?そうかそうか。なら、俺の前で3回回ってから『ワォ〜ン♪ワンワンワ〜ン♪』って言いな」
ルドウィッグ
「はぁ!?ふざけんじゃねぇよ、テメェ!」
カカリチョー
「ん?そんなに嫌か。じゃ、フロッピーをこうするまでだな」



カカリチョーはフロッピーに磁石を近づけた・・・


ルドウィッグ
「わ、わかったよ!やればいいんだろ!やれば!(3回回って)『ワォ〜ン♪ワンワンワ〜ン♪』(本音※ニャロー、親父達を人質に取ったからっていい気になりやがって・・・)」
カカリチョー
「ク・・・ククククク!このフロッピーが手中にある限り、お前らはこの俺に手を出す事も、逆らう事も出来なくなるんだよ!クァックァックァックァックァ!(何だこの笑い方」
ルドウィッグ
「ち、畜生・・・」
カカリチョー
「そうだ!おい、そこの糞亀。今日中に全世界のマスコミをここに呼び寄せるついでに、ここの城のネットの設備を強化しろ」
ルドウィッグ
「お、おい!マスコミを集めるだけでなく、ネットの設備を強化するなんてたった1日じゃ無理だろ!」
カカリチョー
「ん〜?ルドウィッグ君、糞亀風情が歯向かう気か?第一、その口の聞き方は何なんだ?
今後、俺の事は『カカリチョー総統閣下』と呼ぶように。解ったかね?」

と、言いながらフロッピーをちらつかせる

ルドウィッグ
「・・・かしこまりました。カカリチョー総統閣下(くっ・・・。いつまでも調子に乗れる思うなよ・・・。第一、万年係長ごときが総統を名乗るなんて、反吐が出るぜ・・・)」


カカリチョーの野望とは一体?圧縮されたマリオブラザーズの運命はいかに? 同じ頃、ワリオカンパニー内では・・・



7号クン
「た、大変です!ワリオさん達の反応がカリバー内部から突然消えてしまいました!!」
Drクライゴア
「なに!?まさか、黒幕に見つかって、存在を消されたのでは・・・誰か増援を行かせなければ、危ないかも知れんのぉ」



と、その時、兄弟機の危機を感じて、0〜6、8号クンが突然やってきた!



ナインボルト
「わわ、○号クンシリーズのみんな!どうしてここに!?」
3号クン
「なにいってるのら〜、兄弟ですし〜、6号クンのピンチだから〜来るのが当然なのら〜」
1号クン
「それに、ひょっとしたらこれまで出番の全く無かった、僕の活躍の場を作れるかもしれんしな」
ナインボルト
「そう言えばそうだね。ところで、1号クンの肩書きは何なんだい?」
1号クン
「肩書き?そうだなぁ・・・。よし!『超山椒は小粒でもピリリと辛口ホットソースなジャッキー1号クン』でいいや」
Drクライゴア
「(また訳解からんネーミングだな・・・)さて、早速だが、これから君たちのデータを電脳世界に送信する。送信ケーブルを私の端末のUSBポートに差し込んでくれんか?」
○号クンシリーズ一同
「了解!」
Drクライゴア
「よーし、差し込んだな・・・。ちょっと待っておれ・・・」
ナインボルト
「ねぇ、どうせなら、5号クンの肩書き(?)も教えてよ」
5号クン
「オレの・・・?う〜ん・・・・・・、『超ムキムキマッスル超スーパー頭脳そして超悪臭まで瓜二つグレイトワリオ5号クン』だな」
Drクライゴア
「・・ふむ、準備が完了した。では、転送するぞ・・・」


こうして、○号クンシリーズは電脳世界へ。
一方のカカリチョーの方では・・・


カカリチョー
「く、く、く、まさか、カリバーのネット配線にここへ繋がる無線技術があるなんて、カジオーの奴も知らないだろう。コレだけの技術があるのに、この俺を解雇しやがって・・・今さっき完成させたグリーンパープルを送り込んでやる」


カリバーに、メール(ウィルス付き)が送られました。


カカリチョー
「さてと・・・後は、レッドイエローを合体させるかな。ふふふ、復讐を終えた暁には、この俺が新型ウィルスを使って全世界のコンピューターを支配てやる」
ルドウィッグ
(なんか、とんでもなく危なくなってきたぞ・・・)
イギー
(心の中…ルドウィッグ!、俺が暗黒念波で会話ならばれない!フロッピーディスクさえ奪えばあんな奴一人で簡単にあの世行きにできるんだろ?)
ロイ
(心の中…おお風呂か!俺達の風呂に入れよう)じゃあ今度はふろはどうだ?」
カカリチョー
「(心の中…風呂ぐらいはまともだろう。磁石とフロッピーにカバーをして…)まあ、一汗流すのもいいか・・・ってなんじゃこりゃあぁぁぁぁぁぁ!」

クッパファミリー以外は入ったら死ぬという溶岩風呂だった。


カカリチョー
「ふぃ〜、いい溶岩だなぁ〜♪(普通に入ってるし
イギー&ロイ
「「なんでじゃー!溶けろー!」」
カカリチョー
「何時も熱い所で働かされたからなぁ・・・。燃え滾る火口での発掘作業、温泉掘り、マグマ溜まりの調査・・・。さて、そろそろ出るか」
イギー&ロイ
「「しかも早風呂かよ!」」
カカリチョー
「・・・ん?お前ら、どうした?そんな顔して」
イギー
「(こ、こうなったら作戦変更だ!ロイ、こいつを湯冷めさせるぞ!)」
ロイ
「(お、おう!)」
ウェンディ
「(心の中…あたしにまかせて)じゃあ次は体を冷やしましょう『アイスロック』!」
カカリチョー
「アギャーーーー!」

カチカチにこおってしまった

ロイ
「よくやった・・・ってフロッピーごと凍らしてどうする!

FDは再起不能に・・・。

一同
「・・・・・・」
スナド・K
「おやおや、また私の出番のようですねぇ」

スナド・Kは例によってテレポートして来た

一同
「どうせまた金取るんだろ!帰れ!」
スナド・K
「ああら、やっぱ駄目ですか。それじゃ」

ビシュィン! スナド・Kは再びどっかにテレポートして行った・・・

ロイ
「な、何とかして復元しないと・・・!」
イギー
「それを出来るような奴は・・・」
ロイ
「俺らって炎吐けるだろ?それで溶かすのは・・・」
ウェンディ
「そんな事したらフロッピーも壊れるでしょ・・・」
イギー
「・・・いや、溶かしてもデータは既に凍った時点でお陀仏になってると思うな」
ロイ
「それじゃダメじゃん」
タコノマクラ
「ラストウェポン『夢落』は99京マメーリアコイン・・・」
イギー
「去れ!」
ロイ
「オヤマー辺り何とかできないかな?」
ウェンディ
「頼んでみる?」
イギー
「オヤ・マーじゃ無いのか?」
ロイ
「試しに区切らないで言ってみた」

パリーン(割)

カカリチョー
「さっきから無視すんなー!」
3人
「テメーは沈んでろ!」

ボギ!バギ!ゴキ!
カカリチョー
「ひでぶ!」
ロイ
「さて、駄目元で行ってみるか」
イギー
「ていうか、駄目だとまた砂時計や蛸枕が・・・」
ウェンディ
「それだけは何としても避けないとね・・・」


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