第17部 パソコンパニック 第七章 黒幕の謎

ピリリリリ!ピリリリリ! 7号クンから突如、チャイムが!


ルイージ
「まさか・・・ほんとに?」
マリオ
「電話かよ!」
7号クン
「Dr .クライゴアから入電です!繋げますね!」
マリオ
「さ、最初に出るのは誰だっけ?」
ワリオ
「誰だっていいだろ!もうすぐ主役のゲームが出る俺が最初じゃい!」
マリオ
「何で7号クンが脱出用なんだ!」
ルイージ
「しかも電話型って・・・」
ワルイージ
「あのネタに決まってるだろ。そういう訳だから7号クンに入電することが可能な場所まで行かないと」
マリオ
「そんなとこ、どこにあるんだ?」
ワルイージ
「知らねー。とりあえず、あの本拠地を探索しようぜ。まだ燃えてないフロアもありそうだし」


という訳で、探索してみる一同だったが・・・。


マリオ
「盛大に燃え尽きてるし!」
ルイージ
「気持ちいいくらい何も無いね・・・」
ワルイージ
「まあ待て、こうゆう時は地下室があるものだ」
マリオ
「何処にだ?」
ワルイージ
「まぁ、例えばだな、こんな怪しいタンスを動かすと・・・」


ゴゴゴゴゴゴ・・・。なんと 隠し階段をみつけた!


一同
「(ありがちだー!)」
ワルイージ
「予想通り!どうだ?俺の推理力は」
ワリオ
「さすがだぜ!昨日4コインで売ってたから買ったキノコが、今日は3コインで売ってたぐらいの驚き様だな!」
ワルイージ
「いや…、それほどでも…(照)」
一同(ワリワル以外)
「(ほめてるのか?)」
クッパ
「じゃあ、早速いってみるノダ!」
一同
「おーっ!」

そして一同は階段へ・・・

マリオ
「さて、早速そこら辺の部屋に入ってみようぜ」
ワリオ
「あ、ちょっと待った。実はちゃっかり戻ってくる時に案内地図を見つけたんだ。これでここらの事はまるわかり…なはず。」
ルイージ
「…なはず?」
ワリオ
「ほら、よくあるだろ、実は他の所の地図だったとか、さかさまに持ってたとか。」
マリオ
「…ま、そんな事心配しても仕方が無いだろ。とにかく、入電できる部屋はどこなんだ?」
ワリオ
「ちょうどそこにある部屋…のはずだ。」
マリオ
「おっし、早速入るか」


こうしてマリオ達は入電できる部屋へ入ったのだが・・・


マリオ
「ここで7号クンに入電できるのか。それじゃあ、ん・・・?うわぁ!?」

マリオ達が部屋に入った途端、床にブラックホールのような穴が開いたではないか!

???
「フフフ・・・やっぱりここに来ると思ってたよ君達が僕の計画を邪魔さえしなければ良かったものを・・・さあ君達はこのまま圧縮され永遠の時を悔やむがいいさ!」

マリオ
「だ・・・誰だお前!」
???
「ボクの名前はブラックラスだ趣味はカラオケで嫌いな人は“ピーチ姫”だってさちょっと美人だからってみんなの視線ピーピあびてさ・・・・・・ん?・・やば…」
マリオ
「よくもまあ、俺の前でそんなにピーチ姫をバカにできたよなぁ・・・・・・(ルイージが脇役と言われた時と同じ状態)
消えろ
『スターパンチ』

『ヒートパンチ』

『グランドブレイクパンチ』!」

ブラックラス
「(まだ攻撃が来てない)ハハ・・・ボクの出番これだけ?だよね・・・
(攻撃が来た)グギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
跡形もなく消滅
ルイージ
「なんだったんだろう・・・」
???
「くそっ、役立たずめ!やはりただの馬鹿だったか。ここは俺がやるしかないようだな!」
マリオ
「今度は誰なんだよ!」
???
「ふん、名乗るまでもなかろう。さっきの馬鹿とは違うからな」
ルイージ
「それに、君は一体どこにいるんだい?気配すら感じないが・・・」
???
「ああ、 何せ俺は現実世界から、複数のサーバーやプロクシ
(ユーザーに代わってアクセス等を代行してくれるソフトウェア、サービス)
を経由して、ここにアクセスしてるからな。それじゃ、今度こそサヨナラだ」

グゴゴゴゴゴ・・・ ブラックホールの吸引力が更に強まったようだ・・・

マリオ
「マズイ!向こう側からじゃ手も足も出ないぞ!」
ルイージ
「こ、このままじゃ吸い込まれちゃうよ〜!」
マリオ
「ちょっと待ってくれ!君の名前を教えてくれぇ!」
???
「では4択だ。『俺の名前を当てよ A:クリボン B:さかさパックン C:空中ゲッソー D:インディ』さぁ、どれだ?」
ルイージ
「微妙なキャラばっかし・・・ってうわあぁぁぁ!!」

ルイージは『一番最初に』ブラックホールの餌食となった・・・

マリオ
「くそぅ!!俺の偽者がぁ!これからどうやって俺を引き立てればいいんだ!?」
ワリオ
「待て、お前の偽者はこの俺様だ〜!」
ワルイージ
「兄貴、んな事してる場合か!」
ワリオ
「偽者は・・・わあああああ!」

ワリオもブラックホールに吸い込まれ、圧縮された。

マリオ
「しまった!」
???
「(馬鹿な奴らだ・・・)」



一方現実せかいでは…



???
「やっぱりここクッパ城でアクセスをしているとは思いもよらないだろうな…」

クッパ城内のネット喫茶に、???はいた。

???(カ????ー)
「馬鹿め・・・あの四択には正解など無い・・・!」
ロイ
「ああやっと懐かしの我が家だ…ん?だれだ?お前?」
???(カ????ー)
「(やばい…おれはごく普通の戦闘力しかもっていないからコクッパなんかと戦ったら…)」
ロイ
「あっ、間違えてネット喫茶来ちまった。スマンスマン」

ロイはそのまま帰って行った

???(カ????ー)
「・・・」

???(カ????ー)はパソコンの操作を続けた。

???(カ????ー)
「さて・・・圧縮を続けるか・・・」


その頃、電脳世界では?


ワリオ
「うごごごごッ!?か、体が潰れそうだ!」
ワルイージ
「あ、兄貴〜!俺らは一体どうなるんだ〜!?」
ワリオ
「んなもん、俺に聞くんじゃねぇ!ってかワルイージ、お前、下半身が・・・」
ワルイージ
「下半身がどうしたた?・・・ってああ!下半身が!?」


ワルイージは下半身から徐々に崩壊し、崩壊した部分が『0111000101100・・・』と、言った感じに書かれたやけに長い数字へと変わっているところだったのだ・・・


ワルイージ
「ぎゃーーー!助けてーーーーー!!」
ワリオ
「糞ー!ワルイージ!!」
カ????ー
「・・・無駄だ」

ワルイージは完全に崩壊して0と1の山になってしまった。

マリオ
「あわわわわ・・・」
ワリオ
「ひいぃぃぃ・・・」
カ????ー
「さあ、次は誰がいい?」
クッパ&ワリオ&ピーチ&6号クン
「マリオ」
マリオ
「たーすーけーてー・・・」

マリオは下半身から徐々に崩壊し、崩壊した部分が『0111000101100・・・』と、言った感じに書かれたやけに長い数字へと変わっていった・・・

カ????ー
「さて、次は誰だ?」
ワリオ&ピーチ&6号クン
「ルイージ」
ルイージ
「うそぉーん!う、うわぁぁぁぁぁぁ・・・」
ワリオ
「・・・って、ヤバい!このままだと全滅しちまう!」
マリオ
「また全滅エンドか・・・?」
ピーチ
「このままだとタコ枕や砂時計が活躍しちゃうわ!」
ワルイージ
「それだけは何としても避けねぇと・・・」
ルイージ
「うん・・・」


※・マリオ達が何時の間にか復活している。の図

カ????ー
「こらあああああ!」
ルイージ&ワルイージ&マリオ
「ぎゃあああああ!」
6号クン
「糞・・・。どうすればいいんだ・・・」
ワリオ
「てかお前は誰じゃい!RPGやって無いヤツにはサッパリなんだよ!」
カ????ー
「正解はCMの後♪」
ワリオ
「CMなんてあるか!」
カ????ー
「つまり、お前らに名は名乗らないと言うことだ。そのまま死ね」
ワリオ
「酷ぇ・・・じゃあお前は一生『カ????ー』なんて名前で登場人物紹介に名を刻む事になるんだぞ!考え直せ!」
カ????ー
「ヒントは出てるのだから考えてみるがいい」
ワリオ
「んじゃ『カ』と『ー』で検索してみるか」
ピーチ
「カジオー?」
カ????ー
「違うわ!」
6号クン
「それじゃ、かいてんハンマー?」
カ????ー
「それはワザだ!」

スポ!ピーチと6号クンの下にブラックホールが!

カ????ー
「 ボッシュート!」
6号クンピーチ
「キャーーー!わーーー!」
ワリオ
「あああああ・・・」
カ????ー
「?の数も考えに入れてみろ!」
ワリオ
「『カ』と『ー』と6文字!カタクナールだ!」
カ????ー
「違ーう!!」
ワリオ
「しまったー!」
カ????ー
「よし、ミジメだから、後一回だけチャンスをくれてやろう」
ワリオ
「・・・と、なると、『カラメンボー』か『カカリチョー』のどっちかだな。さて、その2つで武器と関係のあるのは・・・」
カ????ー
「(よし、これでオレの正体が・・・)」
ワリオ
『カラメンボー』かぁぁぁ!!!」
カ????ー
「うおおおおお!違う!!!ボッシュート!!!!
ワリオ
「ギャアアアアアアアア!!!」

チャラッチャラッチャーン・・ボッシュート
カ????ー
「ふぅ、ふぅ、どいつもこいつも俺を馬鹿にしやがって!俺はカカリチョーだ!!」
クッパ
「そ、そうだったのかー!」
カカリチョー
「・・・・・・て、お前いたんかぁ!」
クッパ
「何故こんな事を!?」
カカリチョー
「カジオーにリストラされた恨みだ!!」
クッパ
「何でワガハイ達に攻撃するのだ!」
カカリチョー
「・・・不可抗力だ」
クッパ
「それなら、我輩の部下にしてやるからこんな事は止めろ!」
カカリチョー
「誰が貴様の部下なんぞに!どうせ給金も安いに決まってる!」
クッパ
「甘い!いい仕事をすれば、時給5万クッパコインだぞ!」
カカリチョー
「じ、自給5万だと!?」
クッパ
「ほら、5万だぞ、5万・・・。それでも部下にならぬのか・・・?」
カカリチョー
「・・・しかしクッパコインとは何だ?」
クッパ
「うっ・・!そ、それはだな・・」
カカリチョー
「おい、何なんだ?」
クッパ
「(マズイ・・・。カメザードの魔法で好きなだけ叩き出せるあのコインだとバレたら・・・、1億クッパコイン=1キノココインだと言うことがバレたら・・・)」
カカリチョー
「だから何なんだ?」
クッパ
「・・・あー、カメザードの魔法で好きなだけ叩き出せるあのコインでも無いし、1億クッパコイン=1キノココインだと言うことは無いから安心したまえ」
カカリチョー
ボッシュート
クッパ
「あーーーーーーーーー・・・」




チャラッチャラッチャーン!クッパもボッシュートもといブラックホールに吸い込まれてしまった。






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