第17部 パソコンパニック 第5章 パニックディスクトップ

ルイージ
「キノコ王国の電脳辺りに行ってみる?」
マリオ
「だな」
クッパ
「・・・そう言えばピーチ姫は無事なのだろーか」
マリオ
「お姫様がパソコンやるかな?」
ワリオ
「どっかのアホな国王が2人もやってるぐらいなんだしよー、やってるんじゃねーのー?」
マリオ&クッパ
「「・・・・・・」」
ワルイージ
「そんじゃ行こうぜ」


一行はキノコ王国の電脳へと向かっていった。その頃、ピーチは・・・


ピーチ
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。さっきからキリが無いわね!」


ピーチはウイルスやそれに支配されたワクチンの他、
電脳世界に吸い込まれたと思われる荒しや、どっかの諜報部員や暗殺者と戦い続けていた・・・


ピーチ
「っていうか、なんで、パソコンの中に入っちゃうわけ!?爆弾とかを持ってきてあったから、なんとか応戦できるけど、回復技がなんで使えないの〜」
どっかの諜報員
「いたぞ、ピーチだ!ここから抜け出す方法を教えやがれ!足を怪我させてでも捕まえろ!」
ピーチ
「も〜いや!来ないで!」
ピーチは、ヒステリックボムを投げた!


チュボコ〜ン☆



どうやら、ピーチのパソコンに付いていたウィルスが、そのパソコンから機密情報を抜こうとしていた諜報員や、ピーチ城のサイトを荒らしに来た輩のPCが一緒になってウィルスに感染して、引きずり込まれたらしい。



マリオ
「いたいた、お〜い、ピーチ姫ー」
ピーチ
「また来たー!」

ピーチはヒステリ(略)

チュボコ〜ン☆

マリオ
「ひ、姫・・・」
ルイージ
「ひど・・・」
ピーチ
「あー!よく見たら、クッパとワリオとワルイージじゃなーい!どうしてここにー?」
マリオ
「ちょっと待てー、オレらも名前出しとけー!」
ワリオ
「まぁ、かくかくしかじかって事だ」
どっかの諜報員&荒し
「や、やべ、あのキノコ王国の英雄、マリオクッパ帝国の大魔王クッパじゃないか!
何でこんなとこ・・・い、いや、あんなのと戦えるわけ無いじゃないか!」

とりあえず、どっかの諜報員どもや荒し達は去っていった。



ピーチ
「ふ〜ん、ドラマって便利ね。すぐにあらすじをかくかくしかじかで分かって」
マリオ
「いや、視点が違うって・・・って、ピーチ姫、何でこのようなところに?」
ピーチ
「それわね、パソコンって言う物を、一度でもいいから触ってみたかったの。で、とうとう昨日、大臣に無断で・・・」
マリオ
「初めてのパソコンか」
ピーチ
「それで、まずは検索エンジンでネットサーフィンしてたら・・・急に辺りが光って・・・」
ワリオ
「そして、電脳世界へ、か」
ピーチ
「ねぇ、帰る方法とかって何か無いの?」
マリオ
「ウイルスの発信源のPCを潰したら帰れるとかってDr.マリオが言ってたんだが、具体的にどんな方法なのかは解からないな・・・」
ピーチ
「そう・・・。ところで、これからどうするの?」
ワリオ
「今ん所、うちの社員どもがメノ・バリアーの機能をマヒさせる方法を詮索してるはずだぜ。連絡が入るまで、被害の規模を確認するつもりだ」
ピーチ
「じゃあとりあえず、色々見て回ってみましょう」
ルイージ
「まずは何処へ行く?」
マリオ
「クッパの電脳見てみたいからそこ行こう」
クッパ
「え゛ー!だ、駄目だ。そ、そこは危険なんだ!」
マリオ
「ほほぅ、ずいぶんと慌ててる様子ですな、クッパ殿?」
クッパ
慌ててなんかいないぞい!
マリオ
「そんなどこかのペンギンの真似したってわかりますよ。もしかして、そこらじゅうピ○ミンなのではないのですかな??」
クッパ
「ん、んな訳、な、無いだろ!(汗」
マリオ
「じゃあその(汗)は何なのですかな?ええ?」
クッパ
「何でも無い何でも無い何でも無いわ!(滝汗」
マリオ
「じゃあ、行こう」
クッパ
「やめちくりー!」
マリオ
「ほほぅ、やっぱり貴方の電脳には(略」


嫌がるクッパを振り切って一同はクッパの電脳に来た



マリオ
「・・・思ってたよりも凄いな;」

辺りを見渡すと、『マイ コンピューター』や『ゴミ箱』や『フォルダー』等のアイコンや、
デスクトップの模様がピクミンになってた上、
Dr.マリオ型のはもちろん、アメーバ型や、植物型のウイルスがそこら中にこびり付いていた・・・
さらに奥に行ってみるとクッパのミニサイズバージョンのような(150匹位)奴が
刃物をくわえて頭にろうそくつけて
マリオに似せたわら人形の左胸のあたりに釘をうっていた空間もあった
ルイージ
「ふ〜ん、クッパの電脳ってこんな風になっているんだ。」
マリオ
「クッパく〜ん、他のはともかく何故俺型のわら人形に釘が刺さっているのかな〜。(怒」
クッパ
「ち、違う、あ、あれは、その、ストレス解消のためにやったんじゃ・・(滝汗」
マリオ
「問答無用!!」


ドカ!バキ!!メシッ!!!ザシュ!!!!


クッパ
「あ゛ヴヴヴえ゛え゛え゛・・・」


マリオ
「さて、恨みの人形や大根生物はともかく、問題はウィルスだな」
ルイージ
「ウイルスがこんなに・・・駆除ソフトとかインストールしたの・・・?」
クッパ
「し、してない・・・」
マリオ
「しろよ!」
クッパ
「うるさーい!人が自分のパソコンをどうしようと勝手だ!」
ワリオ
「まぁ、確かに。」
ワルイージ
「納得すな!」
マリオ
「いくらなんでも駆除ソフトをインストールしないってのはただのアホだろ。」
ルイージ
人のことは言えないと思うけど・・・」
ワリオ
「確かに。ルイージを電脳世界に引きづりこんだのお前のせいだし。」
マリオ
「何をぉ!?そういうお前はちゃんとパソコン管理してんのかよ?」
ワルイージ
「兄貴じゃ心配なんで、俺がやってるよ」
マリオ
「なるへそ…。で、このウィルスどうしようか?」
クッパ
「ほっとこう。」
一同(クッパ以外)
「お前が駆除せんでどうする!」
クッパ
「そ、そんな事より、他の所行こう!な!(汗)」
マリオ
「そうゆうわけにはいかんだろうが」
7号クン
「しかもこういうウィルスが多いって事は、ブルーイエローの合体種のグリーンウィルスがいるかもしれませんよ?」
ルイージ
「…って、そのグリーンウィルスってどんな奴なの?」
7号クン
「えーと、やつのバグは、解析してみた結果、PC内のデータを秘密裏に壊すほか、植物の様に感染したPCを拠点に電話回線で繋がった所に侵食し(略)…という訳です。」
クッパ
「…な、何だかよく分からんが、とにかくそいつをさっきのレッドみたいに倒せば良いんだな?」
6号クン
「それだけじゃないと思うけど…とりあえずもう少し見まわってみましょうか。」


と言う事で、クッパのPCをさらに見ることに


クッパ
「勘弁しちくりー!(涙」
マリオ
「うわっ、ピクミ○(もうええわ)の画像が沢山置いてある!」
ルイージ
「こっちには、姫の隠し撮り写真が!」
クッパ
「余計なモン開いてないでウィルスを探せー!頼むー!!」
6号クン
「おーい!GCのエミュ(PC上で擬似的にゲーム機を再現するソフト)とピク○ンと○クミン2のROMファイル(ゲーム機のカセットorCDのいわゆる中身)まであったぞー!」
クッパ
「余計な物は開かんでええと言っとるだろがー!!」
マリオ
「エミュは違法ですぞー!」
クッパ
「さわがしー!」
ルイージ
「おや、『04年度 帝國国家予算案』に『04年度 我輩の年間スケジュール』に『甲種機密書類第5963号』etc・・・。ってか、全部ウイルスがべったりくっ付いてるよ!」

ルイージが指した重要書類っぽいファイルには、アメーバ状のウイルスがべったりとくっ付いていた。おかげでファイルは穴だらけ・・・

クッパ
「あ〜!!この糞ウイルス!なに我輩の重要書類を喰ってるんだ!」
7号クン
「あんたが管理を怠ってたから、こんな事になったんでしょが」
クッパ
「ゆるさーん!全部消し飛ばしてくれるわー!」
マリオ
「その前にクッパ…ここの空間ははな〜にかなぁ?(怒)」

マリオがいっていたところは壁中にクッパとピーチの相合い傘の文字がきざまれているところだった

クッパ
「い、いや・・・これは・・・その・・・」
ピーチマリオ
「クッパァァァァァァァ〜〜〜…。(怒)」
クッパ
「ひ、ひぃぃぃぃぃ!ゆ、ゆる…」







−しばらくお待ちください−




マリオ
「さて、じゃあウイルスを片付けるか」
ピーチ
「そうね、さっさと終らせちゃいましょう」
6号クン
「他の連中が魔法使えないんなら、こいつの出番だな!」

キュイーン! ガッチャガッチャ! シュボォォォォォ!!!
6号クンは両腕を火炎放射器に変形させ、ウイルスを焼き払い始めた!

ワリオ
「俺らが魔法使えない以上、当分は6号の火炎放射器に頼りっきりになりそうだな。だって魔法じゃないし」
クッパ
「や、やめろ〜!ウイルス以外に我輩が集めたデータまで燃やすな〜!!」
6号クン
「やめろってあんた・・・、こんなに散らかってちゃ、整理のしようが無いだろが。この際だからウイルスごと不要なファイル全部燃やすからな」
クッパ
ビェェェェェェン!!!・・・って、何で6号クン達がここにいるノダ!?」
6号クン
「オレ達のデータをPCに移したんだよ。お前等だけじゃ心配だろ?」
クッパ
「おのれ〜(怒)
6号クン
「まだのこりウィルスの数はざっと89匹か…あっ火炎放射器の燃料きれた…」
マリオ
「なに〜!じゃあどうやってウィルス退治すんだよ!」
6号クン
「ん?どうやらこのウィルス打撃でたおせるらしい。それにクッパやマリオの炎は魔法じゃなくてエネルギー体だろ?…まあクッパさっきのマリオとピーチのこうげきでボロボロだけど…」
マリオ
「しゃーねえな…ここにウィルスを集めて…『スーパーパンチ』!」


ウィルスは全滅した


ルイージ
「・・・えらく簡単に終ったね」
クッパ
「かなり酷い閉め方だな」
ワリオ
「つうか殴って倒せるんかい」
マリオ
「気にしない気にしない」
ピーチ
「そうそう♪次ぎ行きましょ」
ルイージ
「次ってどこ行くの?」
クッパ
「ああ・・・。ワガハイの・・・・。ガックシ・・・。」
マリオ
「まだ気にしてんのかよ。人生まだまだあるんだまったり行こうぜ。」
クッパ
「アア・・・・。ピーチちゃん・・・・。鬱だ・・・。死のう・・・。」
ピーチ
「やめて!貴方が消えたら、ドラマが成り立たなくなるでしょ!」
クッパ
「あ、ピーチちゃん(はぁと)。よーーし!何事も前向きに行くぞーーーー!」
マリオ
「単純なヤツ・・・」
ピーチ
「それじゃ、次はワリオのPCにでも行く?」
ワリオ
「オ、オレの!?や、やめた方が、い、いいと思うぜ(汗」
マリオ
「そう言われると行きたくなるな」
ワリオ
「い、いや、ほんとに止めといた方がいいって」
マリオ
「うるせえ!行くぞっ!『土管ワープ』」


一同はワリオのPCに着いた。


マリオ
「こ・・・こりは・・・・。」

ワリオのPCはウィルスによってメチャクチャにされていたのであった。

ワルイージ
「ああ!俺がちゃんと整理したのに・・・!」
レッド・ウィルス
「おお!ここはいいファイルも一杯あんなあ。壊しがいがあるぜ!」
ワリオ
「(よかった・・・。これで俺様のヤヴァイファイルの話がそれるぜ・・・。)」
マリオ
「ウィルスがここにも・・・。まぁいいや(ぉ)早速ワリオのファイル見てみようぜ」
「お・・・俺様のf、ファイルはみ、見ない方がいいぜ。」
マリオ
「何でだよ?ちょっとくらいいじゃないかよ。」
ワリオ
「い・・・いや・・・。あ、あ、あれには・・・ああ、そうだ。ウィルスがたくさんこびりついてるんだ。だ、だから、見たら大変なことになるぞ。」
ワルイージ
「兄貴・・・。顔が引きつってるし、汗だらだらだぜ。何か体でも悪いのか?」
ワリオ
「な・・・・何でもねえ!」
マリオ
「ウィルスぐらいすぐに倒せるし、開いちまおうぜ」
ワリオ
「止めろー!」
マリオ(無視)
「ダブルクリーック!」

すると、『偉大なる俺様の開放ビデオ』という映像が出てきた。

マリオ
「ん・・・?これは・・・?ブ・・・うう・・・。な・・なんだ・・・。この(注意事項1により省略)画像は!」
ワリオ
「いや〜ん・・・。俺様の(注意事項1により省略)画像や(注意事項1により省略)画像が・・・!」
ピーチ
「キャー!キャー!嫌あああああ!」
ワルイージ
「兄貴!何でこんな画像撮ってんだよ!」
ルイージ
「変態!」
6号クン
「ワリオさん・・・。醜悪ですよ・・・」
7号クン
「もうワリオのダンナにゃついていけねぇよ」
一同
「ヘ・ン・タイ!ヘ・ン・タイ!」
ワリオ
「黙れ黙れ黙れー!!!」
ワルイージ
「で、その映像は(注意事項1により省略)マニアにでも売るつもりか?」
ワリオ
「これ以上言うな〜!!よりによって俺が変態みたいな言い方しやがって!!」
クッパ
「マリオ!何とかするのだ!」
マリオ
「だ、駄目だ!画面がフリーズして動かない!」
ピーチ
「ねぇ!このいかにもブラクラっぽい動画ファイルは何よ!」

一同の目の前で『俺様特製”カレー”試食会.mov』とか 『俺様特製”聖水”製造過程.mov』『(注意事項1により省略)で音速突破!.mov』等のファイルが、今にも開きそうな事に・・・
マリオ
「ひいいい!」
ワルイージ
「食事中の皆様、大変申し訳ありません」
ワリオ
「うわー!!!うわーー!!!!!!うわーーー!!!!!!」
ピーチ
「6号クン、あの画像をデリートするのよ!」
ワリオ
「ま、待て!あれは俺様の大切なものだ!やめろ!」
ピーチ
「あんな、キモい画像なんか見るだけでヘドが出るわ!」
ワリオ
「そ・・・そんなあ・・・!」
ピーチ
「6号クン、いいわよね?」
6号クン
「もちろんです!デリートビーム!」
ワリオ
「あ゛あ゛あ゛ー!!!」
ズビィィィィィ!
ビームを照射されたファイルは次々と消滅していく!
ワリオ
「俺様のファイルがああああああ!!」
ピーチ
「ふう・・・。みんなデリートしたようね・・・。」
ワリオ
「あ・・・・ああ・・・あはっ・・・。あはははははははは・・・・。(壊」
ワルイージ
「お、おい!どうしたんだよ!兄貴!」
クッパ
「精神に異常をきたしたようだな。」
マリオ
「そのほうがまともになるんじゃないか?」
ワリオ
「アーッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャ・・・・!(壊」
ワルイージ
「おい・・・。これのどこがまともなんだよ・・・。」
7号クン
「ム・・・。いけませんね・・・。」
ピーチ
「どうしたの?」
7号クン
「ワリオさん、毒電波出してます・・・。早く非難しないと・・・。」
ワリオ
「ヒャ・・ヒャヒャヒャ・・ヒャヒャ!!!!(壊」
ルイージ
「にっ兄さん!ワリオが電撃まとってこっちに突撃してくるよ!」
マリオ
「なんだと!ってうわぁ〜!こっちくんな〜!」
ワリオ
「ヒャヒャ・・?ヒャッヒャヒャヒャッヒャヒャヒャ〜〜!」
クッパ
「まともな返事が無い、ただの黄色いデブのようだ」
マリオ
「んなもん、見りゃあ分かる!」
ワリオ
「ウゲヒャヒャヒャヒャヒャ〜!」
ルイージ
「兄さん、あんなの放っておいてウィルス駆除しようよ」
マリオ
「そうだな。そうするか」






〜只今ウィルス駆除中〜




ルイージ
「やっと終ったね」
マリオ
「キモイファイルも消してたら時間がかかったな」
ワリオ
「ヒャヒャヒャヒャヒャ」




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