第17部 パソコンパニック 二章 良いのか巨大掲示板

一方、現実世界のクッパ城では・・・



モートン
「おい、イギー、この中でパソコンとか言う偏屈な機械を操れるのはお前しかいないんだ!早くオヤジ達の居所を探し出せよ!」
イギー
「そう言うなって・・・このパソコン、たいそうなウィルスに取り付かれてんだぜ。一人じゃ出来ないぜ」
カメックババ
「それに、下手なことをすれば、ワシらまで吸い込まれてしまうのぢゃぞ」
???
「パソコンのことなら、お安い御用であります!」
イギー
「誰だよ!こんな時に!」
モートン
「うるせえさっさと父ちゃんをさがせ!少しはしずかにしろってんだ!『ヒートクロウ』」
デンキノコノコ
「だからこのデンキノコノコに・・・、あべしっ!」
イギー
「まぁ、やるだけやってみるよ」


2分後…


コクッパ
イギー「できた!おお父ちゃんはマリオ達と合流してるぞ!マリオはウィルスを倒したらしいぞ」
モートン
「本当かい!?」
デンキノコノコ
「では、いったい誰がクッパ様たちを電脳世界に引きずり込んだか、調べないといけませんね。」
イギー
「まだいたの?」
デンキノコノコ
「え、ええ・・・まあ・・・。それじゃあ、クッパ様を探しますね」
モートン
「呼んでないから帰れ」
イギー
「そうだそうだ!名前が長いぞ!(ぁ」
デンキノコノコ
「そんなー!酷いですよー!『でんじは』!!」
モートン
「てんめぇー!俺らに逆らうとは・・・あべべべべべ!!(痺」
デンキノコノコ
「フン、二足歩行動物が偉そうに・・・」

デンノコは立ち去った

イギー
「く・・・くしょう・・・父ちゃんに頼んであいつの給料を10分の1に引き下げてやる・・・バタッ」

頼みの綱、活躍少なくして終了・・・

一方電脳世界では・・・



クッパ
「ほぉ。そうすれば出られるのか」
マリオ
「ああ。だから協力せい」
ワリオ
「てか、オレら何時の間に合流してんだ・・・?」
マリオ
イギーのセリフからだろ。んじゃ、ウイルスを作っているPCを探すぞ」
ルイージ
「じゃあ、そこらへんで聞いてみよう」
マリオ
「つーかウイルス爆弾作るワクチンソフトなんて・・・」
ワルイージ
「しかもネット喫茶から送ってたらどうするんだろう。しかもパソぶっ壊しても買い換えて続けるかも知んないし・・・」
ルイージ
「まあいいよ(ぉ)、とりあえず犯人を突き止めよう!」

『・投稿者/ ルイージ ・投稿日/ 20XX/05/09(Mon) 18:36:46 ウイルス爆弾作るワクチンソフトを作っている人を知っていますか?』

『・投稿者/ 名無し ・投稿日/ 20XX/05/09(Mon) 18:39:18 2げっと』

『・投稿者/ 名無し ・投稿日/ 20XX/05/09(Mon) 18:40:25 >>1 バカジャネーノ』

マリオ
「何処に書き込んでるんじゃ!おまいは!」
ワリオ
「注意事項に違反しとるわ!」
ルイージ
「いや、だって、掲示板って言ったら・・・」(ちょっと違う点があるけど気にせずに(ぉ)
マリオ
「ていうかウイルス爆弾作るワクチンソフトってDrマリオじゃん。それを探してどうするの」
ルイージ
「そんじゃ内容変えてもう一回・・・」

『・投稿者/ルイージ ・投稿日/ 20XX/05/09(Mon) 18:48:39 『生き物を電脳世界に引きずり込むウイルス』の開発者を知っていますか?』

マリオ
「あからさますぎないか?本人がこんなもの見たら何してくるか分からないぞ」

『・投稿者/クッパさま ・投稿日/ 20XX/05/09(Mon) 18:50:13 脇役氏ね』

クッパ
「グオォォォ!!勝手にワガハイの名前を借りるとは許せん!」
マリオ
「ここはもうやめよう。他のサイトに行こう」
ルイージ
「・・・ネットじゃなかったらぶっ殺しているところだ・・・」


マリオたちはどこか手頃なサイトに行くことにした。

ところが・・・。


『・投稿者/ルイージ ・投稿日/ 20XX/05/09(Mon) 20:32:17 『生き物を電脳世界に引きずり込むウイルス』の開発者を知っていますか?』

ルイージ
「よし、書いた・・・と、返事が」

『・投稿者/マルチ死ね ・投稿日/ 20XX/05/09(Mon) 20:48:34 マルチポスト死ね』

ワルイージ
「マルチポスト(同じ投稿をコピー&ペーストして色んな所に張る奴)死ねだと・・・」
マリオ
「マルチビタミン・・・?」
クッパ
「丸いポスト・・・?」

『・投稿者/ルイージ ・投稿日/ 20XX/05/09(Mon) 20:51:44 すいません、マルチポストってなんですか?』

『・投稿者/クッパさま ・投稿日/ 20XX/05/09(Mon) 20:52:13 無知氏ね』

クッパ
「またワガハイの名を・・・」

『・投稿者/ルイージ ・投稿日/ 20XX/05/09(Mon) 20:54:25 初心者なので意地悪しないで教えてください。』

『・投稿者/やさしいおじさん ・投稿日/ 20XX/05/09(Mon) 21:01:42 教えて欲しいなら【こちら】をクリック!』

ルイージ
「どれどれ…。」
マリオ
「やめろってーの!どう見ても怪しいだろうが!!」
ルイージ
「えー?なんでー?」
ワルイージ
「このサイトにやさしい人なんてほんの一握りしかいないんだからな!自分のことをやさしいなんて言ってる偽善者には関わらん方がいい」
ルイージ
「でも、名無しが一人で騒いでるだけかもしれないじゃないか」
ワルイージ
「それは流石にないと思う」
ルイージ
「とにかく、男は度胸!何でも試してみるものさ!という訳でクリック!」

カチッ。ルイージは【こちら】をクリックした。

ガガガガガ・・・。

ワルイージ
「お、おい・・・」

画面が動かなくなった。

マリオ
「フリーズだーーー!」
ワリオ
「強制終了コマンドでも反応しねぇー!」
ワルイージ
「仕方ない、本体の電源を直接・・・」
マリオ
「内部からじゃ無理だー!」
ワリオ
「しかもそんな事したらオレらまで消えるぞぉぉぉ!」
ワルイージ
「えーい!こうなったのもルイージのせいじゃぁぁぁぁ!」
ルイージ
「だってさっぱりわかんなかったもん!」

そのころパソコンの外では…

ロイ
「どうした?イギー、モートン…麻痺したまま寝てやがる…なんだこのパソコン壊れてるぞ…よしデータはコピーできるな。データを全部コピーしてこっちの新品のパソコンに移す…(3分後)よしできた父ちゃんたちが来る時のためにお茶を用意しとこう」

で、コピー直前時のパソコンの中に戻ると…。

クッパ
「やばい動けないまま新しく生まれたコンピューターウィルスにおかされてしまう…(コピー終了)ん?どこだここは??」
ルイージ
「どうやら、別のパソコンに移されたみたいだね」
マリオ
「しっかし、よくデータを写す事、思いついたなぁ・・・。まぁ、お陰で助かった訳だが」
クッパ
「本来なら電源切れば済む問題なのに・・・。わざわざ写す辺りからして、そうとうPCに関して無知と見た」
ワリオ
「どうせそいつは”キッズコンピューター○コ”しかやった事無いんだろ(笑)」

で、現実世界では・・・

ロイ
「へぇっくしょい!誰か俺の噂でもしてるのかなぁ?」
クッパ
「ん?今考えてみるとあんなバグっているパソコンの電源切ったらデータ全部消えて高もしれんな…まあどうでもいいことだな」
マリオ
「もうええわ!さて、どうやって探す?また掲示板か?」
ワリオ
「結局さっきみたいになるのがオチだぜ」
一同
「うーん・・・」
マリオ
「どうにかして外界と連絡がとれればなぁ、怪しい奴を片っ端から叩いて終わらせるのに」
ルイージ
「よりによって役立たずばっかりだし・・・」
クッパ
「黙れ脇役!お前こそ役に立たないではないか!」
ルイージ
「何だとぉ!」
マリオ
「こんなとこで喧嘩はやめろ。とりあえず、俺らだけじゃ話が進展しそうにないから、誰か役に立つ奴がパソコンに入ってくるのを待とう」
ワリオ
「何だ?こんな所にアドレスがあるぞ。http://luna-arcus.alpha-sv.com/mario/mariotop.html一体何のアドレスだ?」
マリオ
「何のホームページか分からないから、絶対に押すなよ。」
ルイージ
「ごめん。押しちゃった。」
マリオ
「こらー!!またフリーズしたらどうする!?」

そしてマリオたちが来たホームページは・・・・


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